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複数枚折りの時代(3) [折り紙]

折り紙とペーパークラフト比較すると、ペーパー
クラフトの自由度の代わりに、折り紙が制約の中から
獲得してきた魅力というのが浮かび上がってくる。

■折りヒダの魅力
これは、ペーパークラフトなんかに限らず、すべての
造形に対して折り紙という技法が誇ることができる
最大の武器だろう。

■紙のテクスチャ
これは写真からだと推測になっちゃうんだけど、
表面に柄を(プリンタで)印刷するのが主流なせいか、
ペーパークラフトでは紙の持つ表現力というのを
生かせていないような気がする。
折り紙、というのは、それに比べると紙という素材
対してずいぶんと敬意を払っている。

ただ、広義のペーパークラフト、つまり紙を素材とする
任意の3D造形(ペーパーアートと呼ぼうか)に
目を向ければ、紙の厚さまでも使っているケースもありで、
折り紙自身も技法の制約から紙の持つ表現力の
一部を制限しているのだなぁ、と思わざるを得ない。

# そういえば、ググってでてくるペーパークラフトには
# もう一種類あった。
# 建築模型や地形図など、輪切りの厚紙を重ねて作る
# 精密模型の系列だ。

上記2点が折り紙のすべてでは無いのだろうが、この
2つを損なわないような形で「不切正方形一枚」の
条件を緩和するには、何を削ればよいのだろうか。

「塗る」は止めておこう。
紙のテクスチャを損なうから。
(実は、「紙の表現力を損なわない塗装」は積極的に
研究する価値があると思っている)

しかし、「不切正方形一枚」については、どの条件を
緩めても良いような気がする。
「切る」という行為はある意味究極の緩和となり得る。
「変形用紙」「複数枚」は一枚の紙を切断して使用する
ことと等価だから。
そして、「切る」という行為を表現として捉えるならば、
それを折り紙に取り込むのはちょっと時期尚早な
感じがする。

こうしてみると、私の欲しい答えは「いきなり条件をぜんぶ
外す」ではなく、「ほんのちょっとだけ条件を緩める」で
あることに気づく。

「正方形」は外しても良さそうだ。
だが、シルバー矩形ならともかく、任意の長方形用紙と
いうのはロールでもないと入手が面倒くさそうだ。

ならば、「一枚折り」はどうだろうか。
一枚折り、というのは私にとって、もっとも根拠のない
制約条件だ。
私自身は、複数枚折りは自由度が高すぎて、取っ掛かりが
ないように思えて、敷居が高い。
でも、それだけだ。

そこで、「不切正方形一枚」から薄皮一枚だけ剥がした
「不切正方形同一サイズ複数枚」という制約条件を課した
クラスを提唱してみることにする。
いや、何をするわけでもないんだけど。


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